2月12日(月)
当ホームページは僕、國松竜次のバルセロナでの活動、
2003年8月から2007年2月までの3年半の記録として残したいと思います。
ですので、このページは一旦終了ということにさせて頂きます。
今まで長い間、見て下さった方、大変ありがとうございました。
今後の活動はブログ「國松竜次のギターやりまくり
もしくは「國松竜次オフィシャルウェブサイト
でご覧下さい。


2月11日(日)

昨日、無事日本に到着しました。
留学するまで普通に過ごしていた、生まれ育った日本。
しかし今では、以前とは全く違った風景に見えます。
世界というのは、本当に不思議です。心によって全てが変わります。
こういう環境の変化というのは、心にも大きな変化を与えるらしく、
自分にとって何が大事だったのかということに気付くことも。
一番初めスペインに到着した頃の心境とよく似ていて、
何か落ち着かない感じ、心にポッカリ穴の開いたような感じです。
とにかく自分のやるべきことを1つ1つ地道にこなして行きたいと思います。


2月9日(金)
これから帰国に向けてバルセロナ空港に向かいます。
荷物をまとめて部屋を掃除していると、何とも言えない気分です。
この2日間、こちらでお世話になった方々への挨拶や、友人と食事をしたりという風にして過ごしました。
人生というのは、本当に厳しいことの連続なのだなと逃げ出したい気持ちになることもありますが、
自分の人生はギターしかないから、何があっても自分を信じて頑張って行こう、という気持ちでです。


2月6日(火)
L'Auditoriの室内楽ホールで行われたジャズサックス奏者スティーブ・コーレマンのコンサートを聴きました。
彼を中心にトランペット、トロンボーン、ヴォーカル、そして2人のドラムという編成のバンド。
特有の複雑なシンコペーションやアドリブでジャズを十分に感じさせながらも、
普通にイメージされるようなものより、かなり斬新的で難解。
特に決まった和音のようなものがなく、リズム定型の上にそれぞれが自由に音を発し、
偶然性の音のぶつかり合い、とでも言ったような演奏内容。
現代のジャズの姿というものを感じました。
ビーバップ、モードジャズ、フリージャズ、フュージョンと経て、現代ジャズという流れは、
まるでクラシック音楽の世界で起こったことを別の世界で追いかけているかのようです。
ステージ上のスティーブ・コーレマンの風体は、
いかにもアメリカ黒人ジャズミュージシャンの雰囲気を醸し出していました。


2月5日(月)
バルセロナのカサ・エリザルデというホールでコンサートを行いました。
REPORT欄に写真などアップしました。


2月3日(土)
いきなり突拍子もない話題を始めますが、僕の姓は「國松」で名前は「竜次」です。
僕の父親の名前は「広次(ひろつぐ)」、おじいちゃんの名前は「孝次(こうじ)」です。
お分かりのようになぜか「次」という漢字が入っています。
その先はどんな名前の方がおられたのか分かりません。
僕になぜ「竜次」という名前を付けたかと昔両親に尋ねたことがありましたが、
かつて父親が若かりし頃、大変映画が好きで、あるヤクザ映画の主人公の名前が
「竜二(りゅうじ)」であったことが理由だったとのことでした。
どうせなら、父親の名前から漢字1つとって「竜次」としたらどうか?ということで、このような名前になったようです。
もう10年ほど前、狙撃されるという悲運を被った当時の警察庁長官の國松孝次(たかじ)さん、
また前滋賀県知事の國松善次(よしつぐ)さんのお二方にも
「次」という漢字が付いているのは、何やら偶然ではないような気がします。

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