7月30日(金)
僕の暮らしているアパートの恐らくちょうど上の住人だろうと思われる部屋から、
連日ものすごい音量で音楽が聞こえてきます。
今日はいつもより一段と凄まじく、エレキベースの振動が僕の部屋にまで
ブワンブワン響き渡るという状況でした。
しばらくすると、何やら怒った感じの女性の声が聞こえ、
口論が続いた後、音量が若干弱くなったり、バタンと激しく戸を閉める音などが聞こえてきましたが、
ピアノ殺人事件ならぬ、オーディオ殺人事件みたいなものに発展しなければ、と思います。(笑)
僕にとっては、知ることのなかったスペインのポップスを聴くことができるのでありがたかったのですが。
そういえば先日などは夜中、部屋の外のロビーから聞こえてくる、
男女の諍いらしき激しい言い争いに起こされたことがありました。
喧嘩をするならせめて、屋外でしてくれ!という感じですが、正直あれにはまいりました。

スペイン人の豪快さも良し悪しです。


7月28日(水)
先月30日に観光した際に撮った、
サグラダファミリアとカサミラの画像をPHOTO欄Landscape1,2に追加しました。
カサミラの4枚目は吹き抜けになっている真ん中から少し上を見上げたもので、
5枚目は内部のこの建物に関する博物館があるフロアーです。
どちらも幻想的な雰囲気に溢れていました。
6枚目はとても不思議な設計がなされている屋上ですが、
ここでかくれんぼでもできそうなほど、複雑に入り組んでいました。
サグラダファミリアの方は今までアップしていたものをいくつか削除し、
入れ替えるような形でアップしなおしましたが、5,6枚目はより近くから撮った正面の画像です。
この巨大な聖堂全体から見れば、これらの彫刻はほんの小さな部分に過ぎませんが、
1つ1つ完璧な美しさを持った素晴らしい作品であることに気付かされます。
7枚目はこちらもより近くから撮った裏側のもの。
8~11枚目は内部のもので、建設工事の様子が見られます。
ちなみに10枚目は天井の一部分を、11枚目は美しいステンドグラスを見上げて撮影しました。
未完成とはいえ、壮大なスケールを感じる偉大な聖堂です。
道路を挟んだ向かいから伸びるガウディ通りのカフェからふと見ると、
今までとはまた違ったサグラダファミリアに見えました。
周りの風景の中からポツンと浮いている(よく言えば際立っている)様は、とても不思議な光景でした。
12枚目にその写真をアップしてみました。


7月24日(土)
今月初め頃、古いパソコンが(ついに)壊れてしまい、
しばらくこのHPの更新ができませんでした。
そこで新しいパソコンを買ったのですが、
なぜか今まで使っていたニフティの海外ローミングソフトが繋がりません。
仕方なくこちらのプロバイダに加入したので、ずいぶん時間がかかってしまいました。
度々、こちらの電話会社から「ADSLは速くて、いいぞいいぞ」という勧誘の電話がかかっていたのですが、
実際入ってみると、日本のダイヤルアップよりも少し速いくらいかな、という感じです。
日本のADSLは何MBだの何十MBだの言っている時代に、
こちらは256KBということらしいです。。。
僕個人としては、今まで恐ろしく遅いダイヤルアップを使用していたので快適な環境に感じはします。
パソコンが変わると、HP作成の環境もいくつか変わってしまいましたが、
徐々に解決していき、これからも更新していきますのでよろしくお願いします!


7月1日(木)
この日はピカソ美術館に行きました。
中世の佇まいを残すゴシック地区のひっそりとした路地にあり、
少し歩くとカテドラルやカタルーニャ広場があるなど、バルセロナの観光名所の中心近くにあります。
この美術館にはピカソの少年時代(9~15歳)と晩年の作品を中心に展示されていますが、
少年時代の高度な画才は、驚くほど早熟であったことを思わせます。
特に青年時代のものは、ピカソ特有のキュビズムへの過程を示していて、
とても興味深く見ることができました。
一般に「青の時代」と呼ばれている作品群は、ピカソの若き日の苦悩を物語っており、
逆に「ラス・メニナス」や「鳩」など晩年の作品群は、
少年の気持ちに帰ったような、生き生きとした色使いで描かれていました。
作品を通して、一人の芸術家の生涯を見ることができたようでした。

homeback